エアコンが買い取りできないケース
・不要なエアコンを高く買い取ります!・エアコンを処分するなら売って下さい!
という売り文句でエアコンの買い取りをしている店舗やホームページが増えてきております。
お客様にとって、必要がなくなったエアコンを買取してもらえるならとてもメリットのある事で魅力的に感じるかと思います。
しかしながら、ご存知の方も多いと思いますが実際に買い取りしてもらえるケースは大変少ないです。
まず、製造から5年未満のエアコンを買い取り対象外になりやすいです(エアコンを購入してからではなくて「製造」からになります)
これはエアコンの寿命に近いという理由もありますが、もしエアコンが故障した場合にメーカーが修理できない可能性が高まるからです。
※国内メーカーの部品保有期間は約7年程です
他にも、エアコン本体やリモコンが正常に動作して、傷や破損がないか、簡単にエアコンが取り外せるかどうか、等々の理由により結果として買い取りできない場合があり、買い取りを依頼しても「お金をもらえる」までにはハードルが高いのが現状です。
作業が雑で壁や床に傷を付けてしまうケース
エアコンを買い取りする業者は少しでも利益を確保するために、エアコン業者に依頼せず、無資格の店舗作業員や素人がエアコンを取り外す場合が多いです。エアコンの取り付けと比較すると、取り外し作業の方が作業工程は少なく簡素ではありますが、機種やメーカーによっては気を付けるポイントが分かっていないと強引な作業によってご自宅の壁や床に傷を付けてしまう可能性があるので注意して下さい。
※エアコン業者や工事会社であれば万が一に備えて加入している工事保険にも入っていない事も多いです
もし、既にエアコンの買い取りを依頼しているのであれば、作業前の写真を撮り、作業時には床を傷つけないように養生をお願いするようにしましょう!
買い取りしてもらうはずが、高額請求されてしまった…
エアコンの室外機が屋根の上や壁面に設置されている場合には「特殊工事」扱いにより、通常の取外しとは別に費用が発生します。前述した通り、エアコンの買い取り会社は「販売店」であり工事専門ではない事から、特殊工事による取り外し工事には対応しておらず、買い取り出来ないケースや、買い取り料金を下げるために特殊工事費を高く設定している場合があります。
買い取り料金よりも「出張費」+「取り外し費」+「特殊工事費」が上回ると、買い取りであってもお客様が代金を支払う事になるので、「買い取り」=「お金がもらえる」わけではありません。
お客様宅に訪問するだけで発生する「出張費」は気を付けるべきポイントで、買い取りによる出張費を無料と掲載していても、工事代が上回って代金を支払うなら…とキャンセルした場合には出張費を請求される事もあるので注意が必要です。
始めからエアコン業者や工事会社にエアコンの回収・処分を依頼した方が余計なトラブルを回避して、結果として安くなる事も少なくありません。
福岡のエアコン屋ではエアコンの買い取りはおこなっておりませんが、正しい方法にてエアコンを取り外しから回収・処分をしております。
エアコンや工事の事で不安やご不明な点があればお気軽にご相談下さい。